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PoS(プルーフオブステーク)の仮想通貨銘柄を一挙紹介|特徴や懸念点も合わせて紹介

  • PoSって一体なに?
  • PoSとステーキングの関係は?
  • メリットとデメリットが知りたい

こんな疑問にお答えします。PoSとは、仮想通貨取引の承認作業の1つを指します。従来のPoWとくらべてメリットが多く、今後の承認作業の大きな割合を占めると期待されている方法です。

しかしPoSの具体的な特徴やメリットがわからない方も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、PoSの仮想通貨銘柄の紹介や特徴、そして残存する懸念点までご紹介します。複雑なPoSについてわかりやすく解説しているので、ぜひ読み進めてみてください。

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PoS(プルーフオブステーク)の仮想通貨銘柄|時価総額トップ75

PoSの仮想通貨銘柄を75種類ご紹介します。

通貨名シンボル時価総額
AcesACES
AliasALIAS36,842,815
AllSafeASAFE4,975,645
AtmosAtmos6,605,799
AvatarCoinAV
BigUpBIGUP
BismuthBIS126,221,865
BitBayBAY
Bitcoin PlusXBC111,687,220
BitCrystalsBCY
BitSharesBTS3,652,596,933
BlackCoinBLK125,983,999
BlackHatBLKC63,990,113
CabbageCAB737,324
CardanoADA1,499,775,064,265
CartesiCTSI9,842,137,623
CeloCELO40,337,440,899
CrownCRW48,712,340
DAPS CoinDAPS7,934,889
DECENTDCT
DonuDONU5,935,608
DraftCoinDFT906,840
ECCECC
EcobitECOB
Electra ProtocolXEP1,267,508,901
EnecuumENQ588,388,331
EthereumETH21,524,782,491,079
ExclusiveCoinEXCL3,835,050
Folgory CoinFLG
FreedomcoinFREED27,381,203
FYDcoinFYD80,612,493
GhostGHOST323,790,479
Global Currency ReserveGCR2,505,154
GridcoinGRC262,218,768
HiCoinXHI103,788,471
IconicICON166,523
InjectiveINJ17,666,582,804
IONION7,980,977
Litecoin PlusLCP
LTO NetworkLTO4,437,769,824
Metrix CoinMRX136,244,304
MinaMINA59,657,494,274
MintCoinMINT58,412,781
MojoCoinMOJO6,035,109
NavcoinNAV434,516,695
NoLimitCoinNLC28,659,583
NuBitsUSNBT
NxtNXT418,174,112
OTOCASHOTO459,393,248
OxenOXEN1,499,585,220
PAC ProtocolPAC374,326,429
PandacoinPND
ParticlPART1,714,041,117
PayCoinXPY2,246,166
PIVXPIVX2,321,735,654
PostCoinPOST2,599,967
PRIZMPZM1,120,695,961
ProCurrencyPROC
PureVidzVIDZ2,932,360
RubiesRBIES10,482,193
RubycoinRBY175,787,560
SolanaSOL684,570,819,257
SolarisXLR
SonoCoinSONO68,074,791
suterusuSUTER266,907,737
TezosXTZ127,828,511,891
ToncoinTON291,773,683,617
Ultimate Secure CashUSC
UniverseUNI
ValidityVAL817,402,837
Vega ProtocolVEGA4,859,991,753
VitaeVITAE
ZeitcoinZEIT
ZenniesZENI23,422,224
2022年11月30日現在

PoSのSolanaチェーンに対応する仮想通貨

Solanaチェーンに対応している仮想通貨はSOLです。

概要は以下のとおりです。

通貨名SOL
通貨価格1,896円
時価総額ランキング16位
購入できる取引所Binance、Coinbase、KuCoin
2022年11月30日現在

海外取引所のBybitでSOLによるステーキングがおこなえます。詳しくは以下の記事で解説しているので、あわせてご覧ください。

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PoSのAptosチェーンに対応する仮想通貨

Aptosチェーンに対応している仮想通貨はAPTです。

概要は以下のとおりです。

通貨名APT
通貨価格652円
時価総額ランキング64位
購入できる取引所Bybit、Coinbase、Binance
2022年11月30日現在

海外の仮想通貨取引所BybitでAPTによるステーキングがおこなえます。以下の記事で詳しく図解しているので、あわせてご覧ください。

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PoSのTezosチェーンに対応する仮想通貨

Tezosチェーンに対応している仮想通貨はXTZです。

概要は以下のとおりです。

通貨名XTZ
通貨価格138円
時価総額ランキング46位
購入できる取引所GMOコイン、Binance、KuCoin
2022年11月30日現在

XTZによるステーキングは、国内取引所のGMOコインでおこなえます。特別な手続きが必要ないので、まずはGMOコインでXTZを購入してみましょう。

PoSのAlgorandチェーンに対応する仮想通貨

Algorandチェーンに対応している仮想通貨はALGOです。

概要は以下のとおりです。

通貨名ALGO
通貨価格33円
時価総額ランキング28位
購入できる取引所Binance、Kraken、Coinbase
2022年11月30日現在

ALGOによるステーキングは、世界最大級の取引所Binanceでおこなえます。まずは国内取引所で仮想通貨を購入して手続きを進めましょう。

PoS(プルーフオブステーク)の仕組みとは?

PoS(Proof of Stake)とは、仮想通貨の取引を承認してブロックチェーンにブロックを追加するコンセンサス・アルゴリズムの1つです。従来の仮想通貨の取引はPoW(Proof of Work)と呼ばれる仕組みによって承認されていましたが、以下のような問題点がありました。

  • 大量の電力消費
  • 承認作業の中央集権化

PoWによる承認作業は、マイニング機器と呼ばれる高価なコンピューターを使って難度の高い計算を解けば成立します。そして取引を承認するためには、マイニング機器を購入するための費用と大量の電力消費が必要です。

対してPoSは仮想通貨の保有量が多く、保有期間が長いユーザーによって取引の承認がおこなわれます。つまり大量の電力消費や導入コストがかからないため、環境に配慮されたコンセンサス・アルゴリズムとして注目されています。

PoS(プルーフオブステーク)の仮想通貨銘柄の特徴

PoSの仮想通貨銘柄の特徴を次の3つのポイントでご紹介します。

  • マイニングコストが低いため手数料も安く抑えられる
  • トランザクション処理にかかる時間が短い
  • 取引の承認作業における安全性が高い

1つずつ詳しくみてみましょう。

マイニングコストが低いため手数料も安く抑えられる

PoSはマイニングコストが低いため、取引手数料が安く抑えられます。従来のPoWでは、大量の電力消費が必要なマイニング機器によって取引の承認作業がおこなわれていました。

しかしPoSは仮想通貨を大量に保有しているユーザーが承認作業をおこなうため、少量の電力で稼働できます。つまりPoSはPoWのように大量の電力を消費せず取引の承認ができるため、取引手数料が安くなります。

トランザクション処理にかかる時間が短い

PoSはトランザクションの処理にかかる時間が短い特徴があります。従来のPoWではマイニング機器による計算を競ってトランザクションを処理していました。

しかしPoSは、仮想通貨の保有量や保有期間が長ければトランザクションの承認者に選ばれます。つまり高度な計算をおこなうわけではないため、トランザクションの処理に多大な時間を要するデメリットはありません。

取引の承認作業における安全性が高い

PoSは取引の承認作業における安全性が高い仕組みといわれています。何度もお伝えしますが、PoSの取引承認は、仮想通貨を大量に保有しているユーザーがおこないます。そのため承認作業に不正行為があれば取引の安全性が損なわれてしまい、保有している仮想通貨の価値が下がってしまう可能性があります。

つまりPoSによって承認作業をおこなうユーザーは、自身が保有している仮想通貨の価値を守るため、自ら資産を減らす原因となる不正行為をおこなう可能性は極めて少ないでしょう。

PoS(プルーフオブステーク)の仮想通貨銘柄の懸念点

PoSの仮想通貨は、流動性が高まりづらい懸念点があります。PoSは仮想通貨の保有量が多く、保有期間が長いユーザーによって取引承認がおこなわれ、報酬が支払われる仕組みです。

つまり多くのユーザーは、報酬の受け取りを狙って長期的に仮想通貨を保有するため、売り手が減少する可能性があります。すると仮想通貨の売買が積極的におこなわれず、流動性が低下してしまうため、通貨の発展が妨げられると問題視されています。

PoS(プルーフオブステーク)の仮想通貨銘柄の価格動向

PoSの仮想通貨銘柄の価格動向をご紹介します。以下の表は、2021年におけるPoSの仮想通貨銘柄の時価総額上昇率を一覧化したものです。

出典:coindesk

最も高い上昇率をみせている銘柄は、10,502%の増加と高い水準で推移しています。また時価総額ランキングトップ10のうち、PoSの仮想通貨は5銘柄ランクインしています。PoSのメリットが顕在化している分、今後も更なる価格上昇が見込まれます。

PoS(プルーフオブステーク)の仮想通貨銘柄まとめ

本記事では、PoSの仮想通貨の特徴や将来性について解説しました。もう一度ポイントをおさらいしておきましょう。

  • PoSの仮想通貨銘柄は全部で75種類ある
  • 取引の処理速度やコスト、安全性の確保などのメリットがある
  • 2021年には時価総額ランキングトップ10に5つのPoS銘柄がランクイン

PoSは従来のPoWの問題点を解消してくれる画期的なコンセンサス・アルゴリズムです。時価総額ランキング不動の2位のEthereumもアップデートによってPoSに移行し、大きな注目を集めました。取引承認に参加すれば初心者でも報酬が得られるので、ぜひ挑戦してみてください。

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この記事を書いた人

仮想通貨やNFTなどWeb3.0ジャンルの記事を中心に執筆している「きよあき」です。2018年から仮想通貨を保有しており、NFTホルダーでもあります。一見むずかしそうな仮想通貨やブロックチェーンの情報について、わかりやすく楽しくお伝えしていきます。私生活では2匹のワンコと1匹のニャンコと共同生活中です。

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